歴史とモダンが交差する、九段会館という特別な舞台
おふたりが運命の舞台として選ばれたのは、時代を超えて受け継がれてきた品格と風格が薫る、九段会館でした。古き良き建物だけが持つ、重厚で由緒ある雰囲気に強く惹かれたおふたり。長い歴史を刻んできたクラシカルな空間に、モダンでお洒落な感性を掛け合わせることで、他にはない特別な世界観が生まれました。また、ゲストへのおもてなしを何よりも大切にされていたおふたり。ご参加されたご試食会で、そのお料理の美味しさに感動されたことが、決め手の一つとなりました。



テーマは「旅」。ディテールに宿る、おふたりの世界観
「旅」というテーマに基づき、おふたりは結婚式を彩る様々なアイテムを、心を込めて準備されました。お打合せでは、お好きな色味のお花やイメージ写真をお持ちいただきながら、装花のデザインを決められました。また、可愛らしいご当地キャラクターたちをゲストテーブルにご準備。ゲストを席へと案内する席次表は、まるで冒険の始まりを告げる旅のチケットのようなデザインに。一つひとつのアイテムに物語とこだわりを宿らせることで、会場に一歩足を踏み入れた瞬間から、ゲストをおふたりの「思い出を巡る旅」へと誘います。ディテールまでこだわり抜かれたその世界観は、これから始まる素敵な一日への期待感を高めてくれました。



世界地図に誓う、ゲストと創る感動の人前式
挙式前の凛とした空気の中、ファーストミートから1日が始まりました。振り返ってお顔を合わせられ、いつものおふたりらしいリラックスした空気へと変わりました。そして親御様とのファミリーミートでは、普段は照れくさくて伝えられない「ありがとう」の想いを込めたお手紙をお渡しされ、温かい家族の愛情が満ち溢れる、かけがえのない時間となりました。歴史を感じるエントランスで行われた人前式では、結婚証明書として一枚の世界地図が登場。ウェルカムスペースにてゲストお一人おひとりが、おふたりとの思い出の地や自身の故郷に、カラフルなインクで指印を押され、最後におふたりの指印を。世界に一つだけの証明書が完成しました。挙式後には、広場で祝福のバブルシャワーを浴び、まるで緑あふれるガーデンウェディングのような、開放的で幸せな雰囲気に包まれました。



旅の記憶を彩る、ヴィンテージ感あふれる会場コーディネート
会場のコーディネートは、「思い出の旅」というテーマを見事に表現していました。メインとなる高砂席には、プランナーが提案したヴィンテージのトランクや世界地図、ランタンなどが飾られ、これから始まる素敵な冒険を予感させました。テーブルを彩る装花は、新婦様のこだわりが光る、春の訪れを感じさせる淡いパステルカラー。可愛らしさの中にも上品さが感じられる雰囲気を演出されました。歴史ある九段会館のクラシカルで重厚な空間と、おふたりのセンスが光るお洒落なコーディネートが見事に融合し、大切なゲストを温かく迎え入れる、特別な空間となりました。



洗練された美食と、笑顔こぼれる和のサプライズ
お色直しでは、伝統的な白無垢を可憐に着こなした新婦様が登場されると、その清らかな白さと新婦様の笑顔で、会場の空気が一層華やぎ、ぱっと明るくなりました。旅の楽しみの一つは、その土地ならではの美食。おふたりは、お料理にも強いこだわりを持ってゲストをおもてなしされました。試食会で美味しさに感動したという「鯛の鱗焼き」など、味も見た目も楽しめる美食の数々がテーブルを彩ります。ウエディングケーキの代わりに現れたのは、たくさんのみたらし団子!おふたりがお団子にみたらしのタレをとろりとかけるユニークな演出に、会場からは大きな歓声と驚きの声が上がりました。また、お誕生日が近いゲストへのサプライズプレートなど、細やかな心遣いも素敵でした。



チケットを手に、ゲストと過ごす旅の時間
披露宴は、ゲストと一緒に楽しめる、遊び心あふれるイベントが満載でした。受付で渡されたのは、これから始まるクイズへの投票用紙。そして、航空券のようなデザインのチケットは、後のプレゼント抽選会への招待状です。次々と繰り出される「旅」にちなんだ演出に、ゲストは「次はどんな素敵な目的地が待っているのだろう?」と、ワクワクが止まらないご様子。ゲストと共に楽しみ、驚き、感動を分かち合う。そんな一体感のある時間が、会場を温かい幸福感で満たしました。パーティーの後には、新郎様から新婦様へ、愛情のこもった花束が贈られる感動的なサプライズが。大切な思い出に溢れる、かけがえのない一日となりました。


