レトロウェディングとは? ゲストに喜ばれること間違いなしの魅力をご紹介
- 結婚準備
現代的なスタイリッシュな結婚式も素敵だけれど、どこか懐かしくて、ぬくもりにあふれた「レトロウェディング」が今、静かに人気を集めています。
歴史的に価値のある文化財や、日本の伝統文化をは、最新のトレンドとは少し距離を置き、心に響く「古き良き時代」のエッセンスを大切にしたスタイル。
まるで、祖父母や両親のアルバムに映るあの頃にタイムスリップしたような、やさしく、あたたかな世界観が広がります。
レトロウェディングってどんなイメージ?
レトロウェディングのイメージは、「レトロ」「クラシカル」「ヴィンテージ」など、時代を超えて愛されるデザインがキーワード。
レトロウェディングのコーディネート
アンティークレースのドレス、くすみカラーのブーケ、木製家具やカトラリーが並ぶ会場。
少し色あせたフィルム写真のような柔らかい空気感が漂い、ゲストたちも自然と心をほどいてくれる、そんな空間を作ります。
たとえば、パールのアクセサリーやボンネ(ヘッドドレス)、オフショルダーのクラシカルなドレスを纏えば、瞬く間に「古き良き花嫁」の完成。
招待状や席次表も、タイプライター風フォントやセピアカラーでまとめれば、世界観が一層深まります。
レトロウェディングにぴったりな演出アイデア
ここからは、レトロな結婚式をさらに特別にする演出をご提案します。
フィルムカメラで撮るフォト
ゲストへ使い捨てフィルムカメラを配布し、好きに撮ってもらう演出。
ゲスト目線の、素朴で味わいのある写真たちは、何よりの宝物になるはず。
現像するまでどんな写真が撮れてるかわからないのも楽しいですね。
真鍮や木製アイテムで飾るレセプション
テーブルコーディネートには、真鍮のキャンドルスタンドや古びた木箱、レースクロスを取り入れて。
ナチュラルなドライフラワーをアクセントにすると、よりレトロな雰囲気に。
レトロウェディングが叶う会場
レトロウェディングをお考えの方に、東京・九段下に位置する「東京九段会館テラス」をご紹介します。この会場は、昭和初期に建築された旧九段会館を一部保存しながら再建された登録有形文化財で、レトロモダンな雰囲気が魅力です。
東京九段会館テラスは、1934年に創建された旧九段会館の意匠を継承しつつ、現代のニーズに合わせて再建された複合施設です。帝冠様式とアールデコの建築美が融合した格調高い空間は、レトロウェディングにぴったりの舞台となります。
婚礼料理は、フレンチ界の重鎮である石井之悠シェフが監修。オードブルからデザートまで、数種類のメニューから選べるプリフィックススタイルで、ゲストへのおもてなしに最適です。
おわりに
レトロウェディングは、ただ「古いもの」を取り入れるだけではありません。
それは、「大切なものを、丁寧に選び、時間をかけて紡ぐ」という、今の私たちにこそ必要な価値観を教えてくれるスタイル。
きらびやかさとは違う、本物のあたたかさに包まれて、大切な人たちと心を通わせる——
そんな結婚式を目指すあなたに、レトロウェディングはきっとぴったりです。
「懐かしさ」という魔法に包まれて、一生忘れられない一日を、ぜひ叶えてくださいね。